キャリパーピストンのクリーニング【初回無料】
意外にも多いブレーキ周りのトラブルですが、中でもわりと起こりやすいのがキャリパーピストンの固着です。
ディスクブレーキはタイヤとともに回転しているディスクローターをブレーキパッドで強く挟んで車を止める仕組みになっています。このとき、油圧の力でブレーキパッドを強くブレーキローターに押し付ける働きをするのがブレーキキャリパーです。(下図参照)
ブレーキペダルを踏むと、ブレーキキャリパー内のピストンが押し出され、ブレーキペダルを放すと、よじれたゴムが元に戻ろうとして、ピストンを元の位置に戻します。このピストンなどに汚れやサビなどが付着すると、ゴムの動きが鈍くなったりします。最悪の場合は、ゴムがよじれたまま元に戻らずピストンが出っぱなしで、常にブレーキパッドがブレーキに押し付けられた状態になります。これをキャリパーピストンの固着といいます。
キャリパーピストンの固着を放置すると、走行中にブレーキがかかりっぱなしの状態となったり、片側のブレーキだけがロックされてしまうブレーキの片効き状態になってしまうため非常に危険です。
このキャリパーピストンが固着してしまった場合はオーバーホール(部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い新品時の性能状態に戻す作業)をすることが必要ですが、多くの整備工場でオーバーホールは安くても片側9,000円ほど工賃がかかってしまいます。
こういったことを防ぐために、当工場では車検時のキャリパーピストンのクリーニング&グリスアップ施工をお勧めしておりますが、車検をご予約の方には、初回車検時のみ、このクリーニング&グリスアップを無料で施工致します!!
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